『tick,tick... BOOM!』
Netflixでしか観られないのかと思っていたこの作品、映画館で見ることができました。
日本でも多くの方に知られていると思いますが『RENT』というミュージカルを書いた、ジョナサン・ラーソンが『RENT』を発表する前の作品です。
『RENT』にも思い入れというか、思い出というか、私の中でも大切な作品であるのですが、この『tick,tick...BOOM!』にも思い出があって。
でも実際のミュージカルは見たことがなく、ずっとサウンドトラックを聴いていた作品でした。
それを映画という形ではあれ、観ることができるなんて。
この映画のキャストで注目していたのは、バネッサ・ハジェンズ。
一時期どはまりしていたハイスクールミュージカルでガブリエラ役で出ていて、大好きだったので楽しみにしていました。
今回も歌声は最高に可愛かったです。
ジョナサン役のアンドリュー・ガーフィールドも、スーザン役のアレクサンドラ・シップも本当に素晴らしかったです。
この作品は、ミュージカル作家として成功する事を夢見ている主人公のジョナサンは、30歳の誕生日を目前に色々なことに悩み、アーティストとして生きることの苦悩を描いた作品です。
この「30歳」というのが、ジョナサンにとってのポイントでした。
こうして私もシンガーソングライターを続けていますが、本当に何度も辞めようと思いましたし、今回アルバムを発表しましたが、ここまでに何年かかったか。
「辞めることはいつでもできる」と言われた事を胸に、今でも歌っているのですが。
まだやってるの?
いつまで歌うの?
…何度も言われました。
歌う事や音楽をやる事に、意味を持たなくてはならないと思っていた時期もあります。
誰も待っていない、誰も期待していないのではないか?と思うこともあります。
それでも続けているのは私なりに意味があり、その意味は歌うためのモチベーションでもあります。
もう少し、お付き合いいただけたら嬉しいです。
"Actions speak louder than words."
♪ライブ情報♪
2022年4月23日(土)四谷 サウンドクリークDoppo
アルバム収録メンバーによるリリースライブです。
Open13:00 / Start 13:30
Charge ¥3,500(1Drink¥600)
ご予約はyoyaku@doppodoppo.comまで
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