先日、試写会へにて『Codaあいのうた』を観てきました。
詳細は公式からご覧ください。
映画の中ではほんの一言の説明しかないのですが、この"coda"とは、
Children of Deaf Adultsの頭文字を取った言葉で、ろう者の親を持つ、
健聴の子供のことだそうです。
音楽用語の中にもコーダという言葉があるので、そちらのこと?と
思いましたが、あらすじを見たら前者であることがわかります。
最近ではヤングケアラーというのをよく聞きますが、主人公のルビーも
それに当たるのかなと思います。
家族のためには自分が頑張らないと、自分のことは後回し、進学はしない、
そんなことを映画の中でも言っていました。
ルビーは家族の中でひとりの健聴者。
ルビー役のエミリア・ジョーンズはとっても素直で素敵な声でした。
父親役のトロイ・コッツァー、母親役のマリー・マトリン、
兄役のダニエル・デュラントは実際にろう者ですが、みなさん役者さんとして
活躍されていらっしゃいます。
ルビーが一緒にデュエットをする、マイルズ役のフェルディア・ウォルシュ=ピーロは
私が大好きな映画『シングストリート』の主役の男の子だったと分かってびっくり。
私は手話を理解できませんが、ろう者の方とお話しをしたこともあり、手話もとっても
表現は豊かですし、盛り上がってくると騒々しさすら感じる部分は、声を出して
会話をするのと同じです。
手話では顔の表情がとても重要なので、余計にぐっときました。
試写会に行かせていただきましたが、もともとこの作品は映画館で観ようと
思っていた作品でした。
ルビーが歌う場面を予告でみたのですが、声が好きでしたし、映画の中で
歌われる曲が大好で、それを聴いただけで涙が出るほどです。
私もずっと歌いたいと思っている曲。
映画の内容は…少々…な表現もあったり、笑えるところもたくさんありますが
涙が止まらない場面も。
映画を見て、歌えるって本当にありがたいことだと思いました。
何かを伝えられるような声でありたい。
私の声はギフトだと言われたことがあります。うれしかったな。
大事に、たくさん使っていきたいと思います。
2022年2月23日、アルバムをリリースいたします。
各種オンラインストアよりご予約いただけます。
・ディスクユニオン https://gaga.ne.jp/coda/
・Amazon
同日、2/23、学芸大学の珈琲美学さんにてライブを行います。
Open 11:30 /1st 12:30-13:30 / 2nd 14:00-15:00
入れ替えはありません。内容も変えてお届けいたします。
ピアノに堀秀彰さん、ギターに馬場孝喜さんと3人でお届けいたします。
お申し込みはお店へご連絡いただくか、私へDM等まで連絡ください。https://www.jazz.co.jp/LiveHouse/Smp/live_datail.html?LV_ID=1503&ID=117341
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